ストーマ周囲が膨らんでいる腹壁

ストーマ周囲が膨らんでいる腹壁について、発生頻度と課題についてご紹介します。

ストーマ保有者の約30%がストーマ周囲の膨らみを認めています。

ストーマ保有者の約30%がストーマ周囲の膨らみを認めています。当社が複数の国で実施した調査(オストミーライフスタディ 2016年~2017年)によると、そのようなストーマ保有者は特定の課題に直面することがあります。ここでは、その課題及びその解決策についてご紹介します。

膨らんだ腹壁のストーマ保有者に関するデータは何を示しているのでしょうか?

膨らんだ腹壁にストーマ装具を適切に貼付するには、いろいろな難しさがあります。
例えば、ストーマが造設された位置が適切でも、その周囲が膨らんでいることで、面板の密着性が低下します。膨らみ方には違いがあり、膨らんだ腹壁のストーマ保有者全ての課題を1つの方法で解決することは困難です。
 

腹壁が膨らんでいるストーマ保有者が生活の質への悪影響を経験しているという事実にこの状況を加味すると、さまざまな検証と製品開発の両面において個々のストーマ保有者に対して、解決策を考えていく必要があります。

エキスパートのご紹介

「コロプラストトーク」では、ストーマケアにおける重要なテーマについて、動画でご紹介します。
こちらの動画は、当社が開催したシンポジウムや会議、イベントなどでの基調講演の内容です。複雑なストーマケアや膨らんだ腹壁をテーマにしています。
動画はこちら

複雑なストーマを管理する

Steveがイレオストミーの装具を交換するところを見せ、複雑なストーマと共に生きる経験について語ります。

Steve CartimailとTerri Porrett (コロプラストUK、オストミー教育部門長)

2018年Ostomy Days、コペンハーゲン

動画はこちら

ストーマ周辺の膨らみは、患者の生活にどのような影響があるのでしょうか?

Marianneさんは、ストーマ周辺の膨らみが、患者の生活の質にどのような影響を与えるかに関する研究の要点をご紹介します。

Marianne Krogsgaard(デンマーク国立病院Abdominal Centre、博士課程学生、MHS、 RN)

2018年Ostomy Days、コペンハーゲン

資料のダウンロードはこちら

ここでは、医療従事者やストーマ保有者がストーマ周囲の体形を理解し、適切な装具選択に役立つ資料をご紹介します。

資料のダウンロードはこちら

ストーマ周囲の体形(ボディープロファイル)を評価する

ストーマケアに豊富な経験のある医療従事者は、ストーマ保有者に適切なストーマ装具を選択するために、ストーマ周囲の体形(ボディープロファイル)を正しく評価しています。
この評価シートは、ストーマ周囲の腹壁を正しく評価し、適切なストーマ装具を選択する一助になります。